斜視の検査2

矯正した右目と共に、また斜視専門の先生の検診です。この頃には毎日右目にコンタクトレンズをつけて、さらに眼鏡で矯正していました。

少し不思議なことがありました。左目を使って見ているのは変わりませんが、右目がよく見えるようになったので、複視となっている右目で見るぼんやりした像が前より結構くっきりしています。そのぼんやりした像に意識を集中すると、ぼんやりした像にが左目のメインの像に近づいてくる。さらにぼんやりした像に集中すると、ほぼ両目の像が重なるくらいになりました。最後は少し寄り目ぽく意識をすると、両目で見ている像がほぼほぼ重なるくらいになりました。

検診では、たまに両目が協働して動くという話もしましたが、結局は矯正でも変化はないので、やはり手術が妥当であるという話になりました。

先生は慎重で、次のようなアドバイスをしてくれて、手術しようか話し合いました。
・手術をしても、またもとに戻る可能性がある。
・むしろ以前よりさらに外を向いてしまう可能性がある。
・目の筋肉を引っ張ることになるので、目が小さくなる可能性がある。

やってみないと分からないし、もとから目は小さいので今更少しくらい小さくなっても大丈夫、ということで、当初から思っていた通り手術したいと明言しました。改めてプリズムで両目のズレを測って、1番大きい 45度のプリズムでもまだ足りないくらいで、どんな基準か分かりませんが、ひどいんだとがっかりしました。両目の手術をするのが理想的だけど、問題ない左目をいじるというのは不安なので、やはり右目だけ手術しましょうということに落ち着きました。

手術は、毎月第一金曜、第三金曜のみやっているということで、直近で4ヶ月後の来年の2月ということになりました。ちょうど2月は長期休暇をとっていて、好都合ということで、速攻予約。一枚の紙にサインするだけという、あっけないものでした。通訳をお願いできるという欄があり、手術で朦朧となった時にいてくれると助かると思い、Japanese の通訳もお願いしました。

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